関連キーワードから始まるストーリー

まだまだ英語ができない。


喋りたいこと、書きたいことをGoogleで「◯◯  英語」と検索し、検索結果から適当な単語を探し続けている。


この間も「置き忘れた」という表現をなんと言えば良いのかわからず、「置き忘れる 英語」で検索したのだが、


その検索結果のページ下、関連キーワードの中に

1つだけ、どう考えても関連性の薄いワードがあった。


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私はエミと付き合い始めて3週間がたった


なに?その物語。笑


関連キーワードは、通常検索者を助けるため、不足する検索ワードを補ってより正確な検索方法を提案してくれる機能のはずだ。


そして、実際この突飛すぎるエミちゃんの選択肢以外はしっかりと「置き忘れた」に関する英語表現を豊かにしてくれそうなものばかり。


例外にも程がある。


私はエミと付き合い始めて3週間がたった。


付き合ってる期間も絶妙だ。まだ1ヶ月も経っていない。不安定な時期だ。


僕は、元々の目的を忘れ妄想に耽った。





私はエミと付き合い始めて3週間がたった。


実のところこの3週間、心の何処かに少しだけ不安な気持ちがあったが、一体なにが原因なのかわからなかった。


今日始めて彼女の家に行ってみて、その不安の原因は顕在化した。


傘の忘れ物だ。

男物の傘の忘れ物が、エミの家にはあったのだ。


不安といっても、別に直接的に男の影に気づいていた訳じゃない。

ただ、今までの彼女とはちょっと違うタイプの子だったから、どうやって距離感を詰めていいのかわからなかったんだ。


私が今まで付き合ってきた彼女は、とにかくなんでも質問してきた。今日何をする予定なのか?ご飯は何を食べたのか?仕事はどうだったのか?


女性の影が見えると分かりやすく怒ったし、束縛をして何かしらのルールを設定する彼女もいた。


今まで私にとって女性と付き合うということは、支配欲、独占欲を表現されることだったのだ。


ところがエミはそうではなかった。

だからこそ、こちらから浮気を疑ったりすることは出来なかった。


独占や支配は燃え上がるような恋をもたらすが、同時にそれを続けて行くと疲弊してしまう。だから、そういうことをしてこないエミに私は惹かれて行った所もある。

私も頭の中では、独占や支配はあまりやってはいけないことだと思っているんだ。


エミとは合コンで知り合った。

一次会の早い段階で意気投合して、そのあとメッセージのやり取りをするようになった。

どこで働いてるのかとか、料理が趣味だとか、旅行が好きだとかそんな話で盛り上がった。


でも、彼女にどれだけ男友達がいるとか、そういったことは聞かなかった。

たとえ何人だったとしてもいい気持ちはしないだろう、知らない方が幸せだ。

しかし、聞かないと決めても気になってしまうものは気になってしまう。


時折彼女が言う「友達」が男友達なのか、女友達なのか、推理をしながら話を聞いてしまう。


エミは友達と旅行した話をした。

私はその友達が男なのか、複数なのかデートなのか気になっていた。

旅行場所を聞くと、車でしかいけない所だ。

「ドライブ?いいね!でも長距離だから大変じゃない?」と返す。

彼女は、「私は運転してないけどね」と返した。

女子同士で運転しないことってあるか?

これはもう男とデートしたに違いない。

私の想像はどんどん闇へ進んで行く。


「運転しないって女子の特権だよね!」

私は返す。

リアクションを待つ。

話をそらされる。

エミは、手練れだ。


そして今日、どうみても男物の傘の忘れ物を彼女の家で見つけたんだ。


確信に近い感情が芽生える。

あぁ、やっぱり浮気されてたんだ。

先に彼女の家に入った男がいる。

弟とかいたか?いや、そんな話は聞いてない。

見つけてしまったからには聞きたい。

でも、聞けない。こんな時なんて聞いていいかわからない。どうすればいい?

この際、、

英語で聞いてみるか??




「置き忘れる  英語」  検索




っていう関連性だったらすげーいいよね。


飛躍しすぎか。


やめさせてもらうわ。